2015年04月24日

文学的なギリシア




日本人になじみのないところに旅行に行くと言うと、「なにがあるの?」はまだいいとして

「なんで?」って聞かれると、なんて答えていいかわからなくなる。

わたしは物語の舞台の地に行くのが好きで、ギリシャに来たかったのは

ギリシャ神話の世界を、時代が違っても体験したかった、

なんて言ったら、なんともいえない「へぇ~」で終わるからだいたいいつも適当に濁している。

だけれど本当に、行ってわかることがあると思うのだよ、いちいちそんなことも言わないけど。

だけれどギリシャは友達と決めたといえ、一番来たかったのはわたしで、

バテている彼女たちを見て申し訳なく思った。

太陽が本当にぎらぎら、あざ笑っているのかどうか表情もわからないくらい、

今日もクレイジーに空にいて、ギリシャ神話の強烈さを体現しているよう。

そしてそれは海も同じで、波が荒いとかじゃないけれど、色からして鮮烈!

カフェじゃなく喫茶店でクリームソーダを頼むと、

ケミカル100%のそれは鮮やかな色をして出てくるけど、

エーゲ海はまさにソーダ水だった。

水質がきれいなのかどうかはわからないけど、鮮やかなブルーが透きとおって、

でも深くて、セイレーンなんか本当にいそう。



サントリーニ島はそんな海に浮かぶ、白壁の街並みの島。

海と同じくらい鮮やかなブルーの屋根と白壁が'いかにも'感たっぷりだけれど、

ここは絶対に来たいところだった。

島が三日月形というのもにくいね。

上陸して街へのバスに乗るなり、絶壁をジグザグのぼっていく。

運転には技がいりそう、と思いきや運転手、携帯片手に電話している。

そんなこと誰もおかまいなし。

バススタッフの少年のTシャツの壊滅した日本語は気になる。

街に着きホステルまで歩いていると、

「ヘーイ、バギーで島をエンジョイしないかい?」なんて呼び込み。

「アニョハセヨー」「ニーハオ」なんてのも。(間違えるのはわかるけど違うって)



ゆるい。

やさしい風。

あいまいな海と空の境目。

だけれどどこか強烈で、ランボーの詩みたい。

早く海が太陽にとけないかな。




posted by nina at 15:09| Comment(0) | travel | 更新情報をチェックする

2015年04月22日

異邦人



荷物をロッカーにしまい、ロマを撒き、やっとギリシャ旅のはじまり。

肩も軽くなって、丘の上のパルテノン神殿目指して歩き出す。

アテネの街は、大都市とは違うけれど、つるつる、無機質で近代的。

そんな街中でも発掘をしているところもある。

駅の構内にも発掘現場を保存? 放置? しているところが。

本当に遺跡がそこらへんにごろごろしているのね。

朽ちた遺跡もいいけれど、当時の繁栄も見てみたい。

丘の上にあがる、おもちゃの汽車みたいな電車? トラム? が走っている。

坂道けっこうきついもんね。

そういえば電車でもロマの子供たちを見たな、お金ほしいって言われたけど、

何を渡すのがベストなんだろう。

食べ物? 「勉強しなよ」って本? 勉強したところで仕事はあるのかしら。

とか考えていたら、あれ、友達2人がついてきていない。どこにいった?



2人とも暑くてバテてる。旅の中盤に、慣れない暑さのなかきつい坂道をのぼるのはこたえるね。

こっちの太陽は家のない犬にも、旅人にも容赦ない。

少し休んでから出発しようとしたけれど、だるそうだったのでパルテノン神殿はまたの機会に。

といっても今回の旅ではアテネ観光の時間はもうないから、また来ないといけない。

今度はカメラ持って来るもんね。



フローズンヨーグルト屋さんでひとやすみしたら、また元気になったけど、

明日からサントリーニ島、そう、エーゲ海のど真ん中に向かうので、体調管理気をつけたい。

塩のきいたオリーブ、フェタチーズ入りのサラダを食べないと!

料理がシンプルなのに美味しくて、あまり知られてないギリシャの魅力の一つだと思うけれど、

それはまた次の機会に。

旅行者が暑さでくらくらするのも、ギリシャの人たちがのんびり〜しているのも、

きっと太陽のせい。


posted by nina at 12:09| Comment(0) | travel | 更新情報をチェックする

2015年04月21日

こんなことも楽しめるようにいつの間にかなっていた



ギリシャのイメージは、遺跡やエーゲ海の島のほかに、神話くらい。

はじめて見るギリシャの風景は、太陽がぎらぎらしながらものどかだった。

土も空気も乾燥したなかにオリーブ畑が見える。

その上に空が広く、ゆったりと横たわっている。

セントラルに近づいているのに遺跡らしきものもちらほら見えてくる。



だけれど車窓には、線路を囲う壁や建物の壁にされた落書きもちらほら。。。

落書きの上にさらに落書きがされて、もとの面の面影がない。笑

ちなみに私たちの乗ってる電車も落書きまみれだった。笑

それと同じノリでやってしまうのか、遺跡にも落書き。。。

どうした??笑

金融危機の憂さ晴らし?

これをアテネ市民がどう思っているのか聞きたかったけど、機会がなくて残念。



パルテノン神殿はアテネを見渡す丘の上。

デイパックを背負っての旅も楽しいけれど、そろそろ肩もつらくて、

コインロッカーに荷物を置いていくことに。だけれど開いているロッカーが壊れてる。。。

助けを求めた駅員さん、「すぐ行くからちょっと待ってて」と言って、のんびり歩いてくる。

こうやって書けばとても普通のことだけれど、日本の駅員さんって走って駆けつけてくれるから、

彼のマイペースっぷりを見て拍子抜けしてしまった。

わたしも彼に劣らずマイペースなのに!

でも、たしかにそんなに急ぐことでもないよね。

結局彼にもどうにもできなくて、力ずくでドアを閉めようとしていたら、

ロマの少年が助けてくれて(結局助けにはならなかった)、「お金をくれ」って言われた。

無視したけど、ふーやれやれ、大したことしてないのにどっと疲れたな。

それを見てか、太陽が高くから笑っている。

丘をのぼる間はおとなしくしていてよね。



posted by nina at 11:57| Comment(0) | travel | 更新情報をチェックする
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